2020/08/06 トレッキング 山一北部(逢坂山・大文字山)

またまた山一(やまいち:山科一周)の北部をトレッキングしてきました。連日の猛暑に「やめよかな・・・」とも思いましたが、せっかくとった休みなんで、汗だく覚悟で満喫してきました!
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ルートは、京阪大谷から逢坂山、小関越、長等山、如意越の分岐を林道へ、大文字山、少し戻ってGルートで毘沙門堂まで。およそ15kmで5時間ほど。

 

食料は、ワッフル1つ、レーズンとクリームを挟んだクッキー3つ、グミ1袋、菓子パン、BIGソーセージ、ゼリータイプのエナジードリンク

飲み物は、水1.0リットルと麦茶1.0リットル。このうち麦茶0.5リットルは前日から凍らせて、保冷バッグに入れて。エナジードリンクも凍らせて。さらに、保温ボトルに氷を入るだけ入れて行きました。水分は合計2.0リットルだけど、この暑さじゃ少し足りなかったかな。

 

【1.スタート】

 

さて、京阪大谷駅からスタート!改札らしい改札はありません。箱に切符を入れます。
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改札を出て右手へ向かうと左手に蝉丸神社が。そうそう、今日の道中はセミが多くて、歩くたびに「バサバサッ」、「ギギギッ」、「ギュイイー」って、騒ぐわ鳴くわ飛び回るわで、挙げ句にこっちに飛んできて顔面やら肩やらに激突してこっちもびっくりしまくり(笑)。しばらくして慣れてセミが騒ぐのも気にならなくなったけど。
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石段を上がって右手。この建物の右から奥へ延びる登山道を入ります。
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登山道を入って少し行き、国道1号線を右手に見て、左手へ登る道へ進みます。いきなり急坂ですが、すぐ終わります。そしたら少し開けて平坦なここに到着。
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ここからしばらく続く平坦で歩きやすい道。
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気持ちいいですねー
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東海自然歩道の標識
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シダが青々としてる。けどひなたは暑い!
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よく覚えてない・・・
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木!
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分岐に出た。写真の左の木を巻いて左へターンします。左へ行かずまっすぐ行くと三井寺の方へ下山するんだと思う。
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ターンする木に掛けてあった標識。
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近くの別の木にも。
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引き続き、いい感じの道が続きます。
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木の根が這う道を少し登ったり。
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ん?少し視界が開けてきた?
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開けてきた、開けてきた!
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今度は右へ180度ターン!写真の右の道を向こうから南へ来て、ターンして、左の道を向こうへ北へと進みます。写真の左に写ってる倒木に青いテープが貼ってあるのが見えます?このテープに道案内が書いてあります。ヤマレコの地図上では上栄町分岐と記されてました。
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ちなみに180度ターンせずに少し南へ行きすぎると、鉄塔が確認できます。
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もう少しだけ先へ。このまま進むと追分へ下りられるようです。
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戻って、北へ行きます。途中、左手に山科の街が見えます。左右の山の間を通るJRが見えてるっぽい。すぐ手前は植林されてるのかな?人の手で管理されてるよう。
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北上しはじめてすぐ、ケルンがあって、前方を見ると・・・
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逢坂山の山頂だ!
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琵琶湖を望めます。いやー、今日はいい天気じゃ!
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【2.逢坂山から】

 

逢坂山から北上し、その後、小関越へ向けて徐々に西へ向きを変えていきます。稜線に沿うこの道もいい感じ。
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樹肌に苔。癒されますなあ。
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緑色の鉄塔。
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真下から!なんとなくドキドキ!
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この後、短いですが滑りやすい下りで少し気を遣います。登山靴だと足首が使えなくて路面を足裏の面で捉えにくい。トレランシューズで足早に駆け下りた方が安全な気もするけど、転けたときのダメージは大きくなるし、良し悪しか。

 

って、小関越に出た!
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電柱脇のもみじ。4月に来たときは葉が赤かったけど、さすがに今は青々としてる。
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ここで一休みして、ワッフルを食べる。ウンマイ!この間、山科方面から自転車を押して外人さんが上がってきたんで、ひと言挨拶しようと思ったんだけど、全くこっちが見えてないかのように過ぎ去って行かれました・・・。

 

バッグの中の水をペトボに移して、行動食のクッキーもポーチに移して。

 

再出発!
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しばらく北上します。右下に林道が見えてくる。
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坊越峠の分岐。前に来たときはこの標識を見る前に写真の右奥の林道へ進んじゃったんですが、数百メートル先で道が崩壊してて引き返した、てことがありました。今回は迷うことなく分岐に到達。
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分岐から長等山へ向かう上りの道を行く。
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結構な上りが続きます。
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上りっぱなし!
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児石。手を合わせて道中の無事を祈る!
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キツい上りじゃ!けどもうひと息!
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この案内が見えるとホントもうすぐ!。ここから長等山はすぐらしいんですが、知らずに通りすぎてしまった。上りの途中でしんどいんで、知ってても寄り道しないかも。
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【3.長等山付近から】

 

長等山への分岐からもうひと踏ん張りっ!で、上り終了!!ようやく平坦なところに出ました。地図上では早尾神社分岐とあるところで、北へ行けば別所三角点があるらしい。

ここは広々としてるんで、食事にしたり休憩するのにいいかも。
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今日は一人で来てて、歩きながらクッキーやらグミやら食べてお茶を飲んでるんで、止まって休むこともなく先へ進みます。でも急いでるわけじゃないんで、ゆっくりゆっくり歩きます。
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気持ちのいい道。
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倒木もときどきある。
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でもだいたい歩きやすい道。
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鉄塔の足元に出ました。鉄塔の手前の右手にアスファルトの道らしきものが?たぶんあれは如意ガ岳へ続く道かな。でもそっちへは行かず、鉄塔の左脇を通る登山道へと行く。
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確か下の写真のすぐ手前にも、如意ガ岳へ向かう分岐があったけど、やはりそっちへは行かずに直進する。直進した先には林道があるという案内があったはず。
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さっきの開けた上り坂を行くと開けた地に。南向きの視界が広く開けてます。

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南西方向の景色。そうそう、ここで森のなかからガサッて大きな動物が動いたらしい気配があったんで、森のなかのそっちの方を注視すると、そいつのシルエットが見えた!カモシカっぽいやつ!
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開けたところから少し下りると林道に合流。林道を右手(西)へ行きます。
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林道をひたすら。
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谷筋へ向かって倒れた多くの倒木がある。
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林道横の崖肌。
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如意ガ岳の南の分岐だけど、ここをまっすぐ行くとしだいに右手へ行って、元来た道へ戻るらしい。僕は左の2本の木の間を左手へ続く道へ。
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この分岐の標識。
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この先の道が結構荒れてます。
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倒木をくぐったり、またいだり。多くは道を塞ぐとこだけ切り取って頂いてるんで助かりますが。
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お願い観音。ここでも道中の無事を祈りました。一人だとちょっと不安だし・・・
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倒木多し!
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多し!多し!!
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写真撮ってなかったけど、先の分岐からここまで、倒木は多いし、足元の雑草もかなり生えてて、今日のルート全体のなかで最も歩きづらかった。足下は湿気てたし、ヘビを驚かせて逆にがぶりッて噛まれたらどうしょう!とびくびくしてましたが無事に切り抜けました。
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んで、雨社大神に到着して、ホッ!
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【4.雨社大神から】

 

さて、ここから大文字山までは整備された林道を通ってもうすぐです。
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途中、4叉路の分岐があって、真っ直ぐ行っても右手へ行っても、大文字四ツ辻へ行けます。僕は右手へ。
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少しすると四ツ辻。山科毘沙門堂から大文字山へのAルートと合流です。山科から大文字山へは何度も登ってるんで、これを見るとホッとする。
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いよいよか?
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大文字山の山頂に到着!12時半。大谷から約3時間。
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ちーさい標識!どこにあるか、行ってみて探してみてください。
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こっちは分かりやすい標識。
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三角点
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京都市の景観をバックに、こんにちは!周りの日陰になるとこに、合計でおよそ15人くらい、登山者がひと休みしてました。
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【5.大文字山から毘沙門堂へ】

 

さて、山科毘沙門堂へ向けて帰りましょう!
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途中、右の斜面を何か小さな生き物が転がり落ちてきた。またこっちに驚いたセミが飛び損なって転げたんかなと思ったら、カエル!?
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なんでカエルが転げ落ちてくるん?と周りをなにげに見ると、シマヘビが!そっか、シマヘビに狙われたんで逃げてきたんやな。シマヘビは気性が荒いんで、ちょっかいだしたらあきません。
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道のど真ん中の、木
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ひなたは暑い、、、
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木陰は涼しいし気持ちいい!
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南下中、右手に京都市の景観
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京都一周トレイルの東山コース41で、毘沙門堂へのルートは分岐する。直進はAコースで、右手はB~Gコースになります。久しぶりにAコースに行こうかなと思ったけど、なんとなくGコースを選択。(後々これが正解だったことが判明)
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下りから見渡せる山科方面の景色。
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山科市街が見えますよ。
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青々としてきれい
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大会備品の落とし物。僕もトレランするんで、こういうものがゴミとなって道中に残ってると、一般登山者からの印象が悪くなるので困ります。もちろん拾って帰ります。
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クモの巣がまゆみたいに立体的な丸になってる。
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そうそう、今回はSUUNTOのナビゲーションを頼りに歩きました。事前にルートを入れておくと、かなりの精度でナビしてくれて、ずいぶん楽でした。写真に出てる折り返しルートは七福思案処の案内です。

けどちゃんと地形図を見て歩けるよう、そっちも練習しとこ。
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急な下りの後、見えた見えた、七福思案処じゃ
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七福思案処ではあっちこっちに分岐してます。
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写真の左の奥の方から下りてきて、ほぼ正反対に折り返して写真の正面方向へ行きます。SUUNTOのナビ通り。
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鉄塔
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この橋を渡って右手へ行くと御陵へ。僕は左手へ。
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最後の最後の登り!
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最後の峠!
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もう平坦な道だけです。
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林道に合流
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再びAコースと合流。ん?Aコース方向に通行止めの看板が。
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看板には倒木があって大文字山へは行けません、と。
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堰堤
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毘沙門堂で本日のトレッキングは終了!
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山のなかは木陰が多くて空気も街中ほど暑くなく、なんとか歩きとおせました。ここ毘沙門堂から山科駅まで街中の移動が一番暑かった、、、この間に腕や首の後ろが日焼けして、帰宅しても身体が火照って疲れが残りました。街中の方が暑さは危険ですね。

 


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